表現=アウトプットには、「何かを発信する」「出力する」などの意味があります。具体的には、「ブログを書く」「ラジオやYouTubeをやる」「資料を作って提出する」もしくは「言葉で表現する」といったところでしょうか。
最近、僕はアウトプットを復活しているというか、意識的にどんどんやるようにしていて、イベントに出演させていただく際の資料作成など、考えを表現する活動を増やすようにしています。
「言わなくても察して」は無理
「シュンが、なんか言ってたな」というぐらいの感じで、僕のSNSを見てくれている方もいらっしゃると思いますが、SNSをきっかけにそういった方から仕事・プライベートを問わず連絡を頂くことがあります。どのような形であれ、外に向けて表現していくことでこのように物事は動いていくのは間違いありません。
自分の考えを分かってもらうには、考え方が違うのは前提の上で相手に積極的に伝えるべきです。こちらの意思を相手が汲み取ってくれるのを期待するのは避けたほうがいいと思っています。一緒にいる時間が長い家族間や親しい仲間であれば、ある程度は分かってもらえるかもしれませんが、やはり元は別の人間なので、限界があるでしょう。「言わなくても察しろ」では、今は伝わらないので理解できるように伝えることが重要です。
他人からの意見が怖いのは正常だから大丈夫
アウトプットは結構大変なところもあって、それは自分の考えを表現してもそれが他者と相違していたり、相手側に違う考えを受け入れるという土壌がなかったりした場合です。考えの相違が対立を生むかもしれません。「しょうもない」「ダサいね」と思われるかもしれません。他者の目が怖いために自分の考えが出しにくいといったことは実際によくあるのではないでしょうか?
アウトプットするためには、知識を増やさなければなりませんのでインプットが必要になってきます。これは主にビジネスの話になってしまうかもしれないですが、「考えを言う」ことで考えれば普通の会話もアウトプットとして捉えて構わないように思います。アウトプットで自分を表現する際には、もう一回調べたりすることによって知識がより強化され発言のクオリティも上がります。
考えているだけでなく、カタチにしないと意味がない
だいたいのビジネス書は、最後が「動かないと意味ないよ」という結論で終わっていますが、僕もそう思います。「動かないと意味がない」というのは、結局アウトプットをしているか否かの違いなのであって、机上の空論で終わっていては何も動きません。いくらロジックが正しく、「結構いけるな」と思っていてもびっくりするぐらいうまくいかないときもあるので、実際やってみないと分からないということです。
たとえうまくいかなくても、やってみたことに価値があるのだと僕は考えています。小さな一歩さえ踏み出してしまえばもう歩くしかないので、この最初の一歩が大切なのではないでしょうか。この一歩を出すことができない、時間がかかってしまう人がほとんどかもしれません。
「来週からやってみようかな」と先延ばしにするのではなく、「もう今からブログやインスタ、何でもいいから上げてしまおう!」といった感じでいいのでとにかくすぐ始めてみることです。考えを表現するのは怖いところもあるかもしれませんが当然いいことも起きるはずです。
違いを受け入れて相互尊重する
今は、自分の言葉でしゃべることが少なくなり、マスメディアの声、友達や家族の声などの落としどころの良さそうな当たり障りのない言葉だけを選んで発言することが多くなっているようです。これも大事だとは思いますが、クセや個性がありません。
「人それぞれクセがあるので考え方も違って当然である」といった心構え、他者との考えの違いを受け入れる土壌を培ったうえで、自分の考えを積極的に表現していきたいものです。「自分の考えはこうだからお互いにフィットするところもあるし、フィットしないところもあるよね」といった感じのスタンスであれば、会話が弾むし、場も豊かになってくるのではないでしょうか。また、自分とは違う考え方やスタンスを受け入れることが新たなインプットや、アウトプットになる可能性もあります。安心してください、僕もこの記事やラジオをきいてくれる友人から「意味がわからない」と罵られていますw
小さなことの積み重ねが、新しい世界へ繋がる
小さい一歩、小さいアウトプットをどんどん積み重ねていけば、いずれは大きな現象が起き、思ってもみなかった世界が目の前に現れるかもしれません。ですから、失敗にめげることなく自分が思ったことを粛々と愚直にアウトプットし続けることが、何より大切なことのように思います。急に大きなことを成し遂げようとしても、積み重ねがあるのとないのとでは強度が違います。思い描いている大きなものがあるのなら、まずは目の前の小さなことを積み重ねて、準備しておいてみてはいかがでしょうか。
人類皆アーティスト。批判に臆せず自分の言葉で伝えよう
人はそれぞれ個性があるので考え方の相違があって当然です。自分の考えを表現したことで、ときには他者との対立、他者からの批判があるかもしれません。しかし、何かを成し遂げようとした場合、自分の考えを自分の言葉で表現することはとても重要です。他者の考えも尊重しつつ、臆することなく自分の考えを積極的に伝えていきたいものです。
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