仕事をしていく中でどうしても自分と合わない人、というのは誰にでもいるのではないでしょうか。僕自身もサラリーマン時代を思い返してみると嫌いな上司がいました笑
起業してからも、関わってくれた人たちにイライラすることや、本当は会いたくない、顔も見たくないと思ってしまうようなこともありました。
その当時は僕の勉強不足であったり、心がきちんと整理できておらず余裕がなかったところもあったりして、いろいろと問題が起こったのかなーと振り返ると思います。
目的共有の重要性
仕事もチームスポーツも目指す目的があって、関わる人たちはその目的に向かって互いに協力しあうという点で共通しています。
例えばバスケットボールならば、多数がかかわるチームスポーツであり、さらに優勝することがチーム全体の目的だとします。チーム全体としての状況を分析して、目的達成に至るまでの最適解はどこにあるのかということを、各個人が常に意識して見付けていかなければなりません。ですから自己のバスケ理論だけを押し通そうと、かたくなに主張するような選手がもし居たならば、その選手はおそらくチームから外されることになると思います。なぜならば利己的な原因があり、そこにチームとして目指す目的を持っていないからです。(偉そうに言ってますが僕も全然できません笑)
仕事についても、プロジェクトをいつまでに納める、売上げをもっと伸ばす、営利的なことに積極的に取り組む、などの目的があったとすれば、各個人の意識がそこにフィットしている必要があります。もし、これもそうでない人がいたとしたら、全員の意識だけでなくプロジェクトの進行にもズレや乱れが生じてしまいます。一人のズレが全体的な乱れを引き起こし、目的を達成するのが困難になるかもしれないのです。
「仕事」と「人格」は別で考える
人格は人それぞれ違っていて当然なので、意見の相違はあって当たり前という前提です。自分の意見を押し付けることはせず、しかし相違がある場合はしっかりと伝えることは大切だと思います。
もしも仕事上合わないと感じた場合であっても、仕事から離れたシーンにまでその感情を持ち越すのは少し違うような気がします。仕事上のことと人格とは関係ないわけですから、その人の人格までを否定するようなことはしないでおきたいものです。
また、仕事の時とプライベートの時とでは、誰しもが自分と違う一面があるでしょう。仕事では合わない、と感じていた相手が仕事から離れて会ってみたらすごく自分にとって合う相手だったなんてこともあるかもしれません。先入観を持って接するのは、自分の視野や価値観を狭くしてしまう可能性があるので辞めておいた方が良いでしょう。
またどこかで会ったら、普通に話ができると良い
僕自身もまだまだ課題があると思うのですが、仕事で少しもめてしまい、そのときはフィットしなかった人でもまたどこかで会った際には普通に話ができる…そういった関係を築けていければいいかなと個人的には思います。
否定をするのではなく、受け入れる心を広く持っていないと、人は豊かになっていかないのかなとも思っています。違いを受け入れることで、新しい考え方や物事の見方をすることもできるかもしれません。難しいことですが少しずつでもできるようになりたいですね。そのためにも僕は今日のテーマ「仕事で合わない人でも、人格は否定しない」ということを意識してやっています。
みなさんも、嫌いな人がいても今回のテーマを思い出して、怒りをコントロールするアンガーマネジメント、感情マネジメントを実践してみてはいかがでしょうか。
アンガーマネジメント(Anger management)とは、怒りを予防し制御するための心理療法プログラムであり、怒りを上手く分散させることができると評価されている 引用:wikipedia
人格の多様性を尊重し、柔軟な心を持つ
誰しも自分と合わない人がいると思います。人にはそれぞれの価値観があり、意見の相違はあって当然なのです。合わない人が居ることは当たり前で、決して悪いことではありません。特に仕事のように共通の目的に向けて協力する必要がある場面では、合う合わないといった感情は、真剣であればあるほど顕著になることでしょう。
しかし仕事から離れたらところでは、難しいですがその感情を引きずってはいけないと思います。そもそも皆違うのですから、自分の価値観に押し込めようとするのは違います。「違いを理解する」だけでいいんじゃないでしょうか。常に人格の多様性を尊重し、受け入れることのできる柔軟な心を持っておきたいものです。
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