最近はサウナの特集をしたテレビ番組をよく見かけるようになり、サウナ人口も増えてきているようですが、みなさんはサウナに入っていますか?
「サウナ=暑いだけ」の認識は、損をしている
サウナというと、おっちゃんたちが「あっちいなー」と言いながら謎に耐えている光景をイメージされる人も多いでしょう。
ですが、もしサウナを「ただ暑いだけ」だと思っている人は、ちょっと損しているかもしれません。
僕自身、10年以上サウナに入り続けていて、ここ2~3年でどっぷりとハマりました。好きすぎて日本サウナ学会の会員になっちゃうくらいです。今回は、そんな僕がサウナの魅力について説明していきます。
よく眠り、飯もうまくなり、色々とどうでもよくなる
みなさんは、寝ても疲れが取れないときってありませんか?
特に夏場の暑い時なんかは多いと思います。なんだかイライラしたり、心配事が増えて落ち着かなかったり…。
僕も会社を経営していることもあり、ずっと頭を働かせているため疲労が溜まりやすいです。
以前はマッサージに行って体をほぐしてもらっていましたが、一時的にはよくなるものの、しばらくするとまた疲れが出てしまいました。
その時に気が付いたのは、僕が尊敬する方々は、サウナ率が高いということです。
それまでの僕は特になにも意識せずサウナに入るだけでしたが、この機会にきちんとしたサウナの入り方を調べて入ってみることにしました。
サウナの基本は、
①サウナに入る
➁水風呂に入る
③休憩する(外気浴があればベスト)
この3つがワンセット。普通に考えると①が一番重要で気持ちがいいイメージですが、このワンセットを続けてみたところ、メインイベントは③の休憩でした。
外で休むことを外気浴ともいい、風にふれるとめちゃくちゃ気持ちよく、いろんな悩みがどうでもよくなるのです。自然にまみれることはこんなにもいいのかと。
自律神経がととのい、リブートする
このように感じるのはなぜだろう?と思い、本で調べてみました。まだ全部は解明できていないようですが、自律神経が大きく影響しているようです。自律神経とは「交感神経」と「副交感神経」が一つになったものをいいます。
交感神経は主に昼間の活動時間など、アクティブになるときに優位に働き、副交感神経は、寝る前などリラックスしている時に優位になります。この2つのバランスが整うことで身体が安定するのです。サウナは、自律神経の乱れを整えてくれるような効果が期待できます。
まず暑いサウナに入ると、「暑い暑い」と非日常的な場所にいることで、交感神経が優位になります。次の水風呂も同じで、「冷たい!」と思うことで、同じく交感神経が優位になります。そして最後に外でゆっくり休むことによって副交感神経が優位になり、リラックスすることができるのです。
僕は外気浴がとても大好きで、いろんな悩みがぶっ飛んでどうでもよくなります。大事な仕事の日や、色んなことを突き詰めて考えたいときは、その前にサウナに入ってから行動すると集中力が上がるのです。(入りすぎると、ディープリラックス状態に入って眠くなるから注意)
それだけではなく、僕の体感ではありますが、味覚が上がってごはんをより美味しいと感じたり、寝つきや寝起きがよくなったりといいことづくめ。
ぜひみなさんも、なんだか体調が悪い、集中力が続かないと思った時は、上記でお伝えしたワンセットを意識してサウナに入ってみてください。
特に水風呂は初めての人にとってキツイと思いますが、少しずつ慣れていきます。疲れが取れて、良い1日が作れるんじゃないかと思いますよ。
GO サウナ!
移動中やスキマ時間は、音声でもお楽しみいただけます!