まだ自分の5%しか使っていない現実。95%が隠れている

自分のことを「才能がない」「運が悪い」と感じたことはありませんか?

理想を自分で創造できるのであれば、もしかしたら、辛い現実を自ら選択し「思い込み」が作り出した、窮屈な世界に閉じ込められているだけかもしれません。仕事や人間関係で、あなたが「生きづらさ」を感じているとしたら、それは社会の常識や過去の経験という、ごく限られた視点から、才能を活かせない環境にいるからかもしれません。社会が押し付ける「普通」という枠組みから自由になるヒントは、生まれ持ったポテンシャルを理解し、解き放つことが第一ステップです。

心理学の巨匠、ジークムント・フロイトは、人間の意識は、海に浮かぶ氷山の一角に過ぎず、その大部分は「無意識」と呼ばれる、巨大な領域に隠されていると提唱しました。意識は、顕在意識とも呼ばれ、私たちが普段、思考したり、話したり、行動したりするときに認識している部分を指します。一方で、無意識は潜在意識とも呼ばれ、意識の奥底に眠る膨大な情報や記憶、感情、欲求などが蓄積された領域です。フロイトは、無意識こそが、人間の行動や思考、感情に大きな影響を与えていると考えました。この考え方は、その後の心理学者であるユングやアドラーに大きな影響を与えました。そして、この無意識の領域には、私たちがまだ気づいていない、計り知れない潜在能力が眠っているというのです。

私たちが普段、意識して使っている能力は、全体の「わずか5%」に過ぎず、残りの95%は、無意識(潜在意識)の領域に眠ったまま…。つまり、目の前に起きている現実は「わずか5%しか認識できていない現実世界を100%だと思ってる」と考えると、非常にもったいなく感じませんか?生まれた頃から動物園に住んでいる動物に、「ジャングルに行く?」と聞いても園内に住んでいるのが当たり前なので、質問の意味すら理解できないようなものです。もし、私たちが、この95%の潜在能力を引き出すことができたなら、人生は劇的に変化する可能性を秘めているのです。

では、どうすれば、眠れる巨人である「潜在意識」を呼び覚まし、その力を最大限に発揮することができるのでしょうか?潜在意識は、常に私たちにメッセージを送っています。それは、「好き」という気持ち、「嫌い」という感覚、「なんとなく気になる」という直感、「なぜか惹かれる」という衝動など、様々な形で現れます。

しかし、私たちは、打算的に頭で考えすぎるあまり、これらの心の声を無視してしまうことがあります。例えば、「この仕事は、安定していて将来性もある」と頭では分かっているのに、どうしても「ワクワク」する気持ちが湧いてこない…。感覚センサーがもっとも正しく、子供の頃のように、純粋な好奇心やワクワクする気持ちに従って行動すること。頭で考えることをやめて、「感覚」と「直感」を研ぎ澄まし、「心の声」に耳を傾けてみてください。あなたの内側から湧き上がる「ワクワク」こそが、95%の潜在能力を解き放つ、扉を開く鍵となるでしょう。理論的に決めたことは、判断の精度が下がり、必ずと言っていいほど後悔します。まずは、ノートやメモを開き、あなたの心を躍らせる「ワクワク」することを、自由に書き出してみることから始めましょう。潜在意識は、あなただけの「宝の山」です。

ポテンシャルを引き出すプロセスを体系的に整理し、多くの人に届けることができれば、毎日の通勤で生気を失った人を再生し、多幸感に満ちた人が増え、世界は柔和になるのではないかと思っています。あなたの物語は、ここから大きく動き始めるはずです。

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この記事を書いた人

佐藤 駿のアバター 佐藤 駿 クリエイター | 作家

学校では教えてくれない「遊ぶように生きる」最高の仕事術「PLAYプログラム®」︎準備中!バイク事故/脳腫瘍疑惑で絶体絶命を2度経験→生き方をアップデート | ①潜在ポテンシャル ②心身の健康 ③自動化ビジネスを融合して、利益は2倍/働く時間を1/2に | ひとり起業(事業売却6回) | 3社取締役 | 3姉妹のパパ

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